同棲を始めようと考えた時、まず気になるところがお金がどれくらいかかるかどうかですよね。
今回は同棲を始めるために必要な大体の費用についてまとめていきます。
また、特に立派な同棲生活を始めたい!というよりコスパを抑えた上で快適な同棲生活を送りたいという人も参考になると思います。
- どのようなことにお金がかかるのか知りたい人
- 同棲を始めるのにどれくらいの費用が必要か知りたい人
- 同棲するのに必要な貯金額
- 初期費用を抑えるコツ
どのようなことにお金がかかるのか
同棲するのにまずどのようなことにお金がかかるのか挙げてみましょう。
- 物件を決めるときの最初の費用(賃貸契約)
- 家具、家電
- 引っ越し
大まかに分けてこの3つの費用が必要になります。
さらに詳しく見てみましょう。
物件を決めるときの最初の費用(賃貸契約)
賃貸を契約するには、家賃のみ払うだけでは契約できません。
家賃に加えていろいろなことにお金がかかります。
賃貸契約をする際は一番慎重になる部分ですね。
私が同棲するのに賃貸を契約した際の例を挙げるとこんな感じです。
これは家賃6万円の賃貸契約の例です。
項目 | 金額 |
---|---|
敷金1か月 ※1 | 60,000円 |
礼金1か月 ※1 | 60,000円 |
日割家賃 ※2 | なし |
家賃 | 60,000円 |
共益費 ※3 | 3,000円 |
仲介手数料 | 64,800円 |
火災保険料 | 12,000円 |
除菌・抗菌施工代 | 16,200円 |
消火剤 | 6,480円 |
保証会社保証料 | 31,500円更新料は年10,000円 |
鍵交換代 | 19,440円 |
※1:敷金、礼金は0円というところもあります。
※2:日割家賃は11月1日から入居のように月初からの入居にしたのでかかりませんでした。
※3:マンションなどの共同住宅での共用で使用する部分を維持するのに必要なお金です。
仲介手数料は不動産会社にもよりますが、仲介手数料無料というところもあります。
ただし、良く分からないまま手数料無料のところにお願いすると、後になって他でお金がかかっていたなんてこともありますので不動産選びは慎重にするといいでしょう。
鍵交換代などそのほかの費用も不動産によって異なると思うので参考までに。
私の賃貸契約でかかった費用は、333,420円でした。
家賃をこれだけ抑えた物件を選んだのに初期契約料はこんなにかかってしまいました。
意外と初期契約ではいろいろなことにお金がかかりますね。
家具、家電
これはお互いの以前住んでいた状況にもよると思いますが、片方が一人暮らし、または二人とも
一人暮らしの場合、二人とも実家暮らしだった場合によって購入しなければならないものも変わってきます。
私の場合はお互い一人暮らしをしていたので、新たに購入するものは最小限に抑えられたと思います。
ネットなど情報を集めているとあれもこれも必要とそのとおりにしているとお金がかかって仕方ないです。
一人暮らししていた場合とお互い実家暮らしだった場合の2つに分けて最低限必要な家具、家電についてまとめました。
え!これだけ!?とびっくりするかもしれませんが、一人暮らししていればお互い家電はある程度
そろっている状態にあるため、持ち寄って済ませることができます。
いや、せっかくの同棲なんだから二人で一緒に家具、家電を選び直したいという人はここからいくらでもかかってしまうでしょう。
同棲生活を始めるとなるとうきうきして決めるところからちゃんとやりたいという過程を大切にしている人からすると、この私の考え方は何ともつまらなく思うでしょう。
しかし、お財布にも優しく、快適な同棲生活を送るには十分でした。
できるだけ安く同棲生活をスタートしたい人にはおすすめです。
上記に挙げたものだけでは足りない状態です。調理器具など、細々したものは省略しています。
家具、家電だけでみるとこれだけあれば生活できます。
※1:エアコンは賃貸契約の際、もともとついていることもあるので、確認しておきましょう。
テレビ、電子レンジ、炊飯器、掃除機なくても大丈夫?
上記で挙げた家具、家電は本当に最低限です。
テレビ、電子レンジ、掃除機が書かれてないじゃないと思った方もいるはず。
これらはお互い話し合って必要であれば後々同棲生活が始まってからの購入でも遅くありません。
テレビは現在見ている人も減ってきています。
スマホでニュースや情報を取り入れられるし、テレビがない生活をしていますが、困ったことはありません。
映画を見たかったらスマホでアマゾンプライムです。
電子レンジもあったら便利ですが、私の家にはありません。
冷凍食品をあまり買わないのと、温め解凍はフライパン、鍋、魚焼きグリルがあれば困りません。
また、炊飯器も家にありません。
うちでは鍋でお米を炊いています。
ふっくらおいしく炊けるし、炊飯器と手間はさほど変わらないので、なくてもなんとかなります。
掃除機は急いで買わなくても、二人暮らしの賃貸であれば、広くて掃除が大変ということもないと思います。
初めのうちはクイックルワイパーなどで代用していずれ欲しくなったら買うので間に合います。
以上のことから必要な家具、家電は本当に最低限の準備で同棲生活はスタートできるのです。
初めから立派な家具家電を買うことは考えず、二人の身の丈にあったものを買い、いずれ欲しくなったとき、結婚するとき、買い替えが必要になったときに考えればいいのです。
引っ越し
引っ越しは工夫次第でお金を最小限に抑えられます。
一般的に考えるのは引っ越し業者に頼む方法ですが、ここでは、より安く抑えるために、自分たちで引っ越しをします!
引っ越し業者に頼むと一人暮らしの人が引っ越しするのに距離や繁忙期によって変わりますが、
大体3~5万、高くても10万しないくらいといった印象です。
しかし、自分でやると、3万以内に収めることができます。
自分たちでやるのは大変たけど、安く済むのは大きいです。
実際に私がやった方法を紹介します。
前提として車の免許をもっている人がいる場合になります。
一緒に引っ越しを手伝ってくれるのは力のある男性がいいので、彼氏、またはパートナーに力を貸してくれそうな友達はいないか声をかけてみましょう。
意外と、みんな人の引っ越しを手伝うのを快く引き受けてくれます。
レンタカーでハイエースをレンタルする
ハイエースのレンタルって高いのでは?と調べる前から感じる人もいると思いますが、それが意外とお手頃価格でレンタルできるのです。
車のメーカー | 6時間 | 12時間 | 24時間 |
---|---|---|---|
ハイゼットカーゴ | 5,940円 | 7,150円 | 8,360円 |
ハイエースロング | 11,330円 | 14,850円 | 17,270円 |
どれくらいの時間レンタルするのか、荷物を運ぶ量を考えてレンタルする車を選んでも2万はかからなそうな印象です。
同棲生活の初めは必要最低限で始めるのであれば荷物もそんなに多くないので、自分たちでできるでしょう。
私の友人の中にはミニマリストのような荷物の少ない人がいて、配送とタクシーだけで引っ越しを済ませている人もいます(笑)
あとは安全にきをつけて運搬するだけです。
最後に自分たちで引っ越しをする際、大切なことがあります。
それは、手伝ってくれた友人にお礼することです。
お疲れ様会として、ごはんを奢るというのもよいでしょう。
同棲するのに必要な貯金額
同棲するのに100万は貯金が必要という話も聞きますが、私は同棲を始める当時、100万も貯金をしていませんでした。
そもそも貯金なしで、同棲を始めるのに必要な初期費用だけお金を貯めて同棲をスタートしました。
二人で半分にすると考えると二人で50万確保できていれば同棲を始めることができるでしょう。
ただし、家具や家電、いい賃貸に住みたいなどとこだわりが多いとかかるお金は増えるでしょう。
これは二人で同棲を始めるときにどんな感じで進めたいか話し合うとよいでしょう。
初期費用を抑えるコツ
私がやってきた中で初期費用を抑えるコツはいくつかあります。
これらを意識すれば数カ月でお金を貯めて同棲を始めることができるでしょう。
物件選びは特に二人で家賃を払うから一人暮らしの時の倍の家賃のするいいところでもいいと思い気持ちが昂りますが、そこは抑えて二人で済むのにちょうどよい広さがあり、家賃が安ければその分貯金にあてることができるので、どっちを優先したいかを二人で決めるとよいでしょう。
私たちは広い家よりも貯金にあてるほうを重視したかったので、家賃6万の安い物件をみつけました。
まとめ
同棲するのに必要な費用は私の場合、契約費用で約30万、家具で数万、引っ越しで3万と50万円以内には抑えることができました。
よく聞くのは同棲を始めるのに、100万円必要という話を聞きますが、それはふたを開けてみると、すぐには必要がなかったり、工夫をすれば抑えられるコストもある可能性を感じます。
今回の私の経験が参考になればと思います。
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