初めての妊娠はどきどきとわくわくであれこれ考えて、考えすぎて不安になってしまうこともあります。
私の場合初めは不安のほうが大きくて、子宮外妊娠とかになっているのではと悩みに悩みました。
その時の経過を記録に残して、同じような人もこの記事を見て不安が軽減できればと思います。
初めての産科
生理が来なくて1週間が経ち、検査薬を使ったら陽性がくっきりでたので、その2日後に産科に行きました。
わくわくしながらエコーをみると、何もないのです。

何も写っていないエコーを見て、心配になってしまいました。
ネットで調べるとエコーに写ってないということは子宮外妊娠か流産の可能性があると書かれてあり、子宮外妊娠なのではないかなんて考え込んでいました。
採血をして、医師から、
「結果はまた一週間後に受診してください。検査結果で何か問題があった場合は電話します。」
そう伝えられて診察を終えました。
何もありませんようにと思いながら次の受診まで待っていました。
妊娠したら、わくわくしてマタニティハイともいわれるような状態になるものだと思っていましたが、そうもなることもなく不安しかない日々になりました。
なぜ子宮外妊娠だと思ってしまったのか
今ではそんなに心配することなかったんだと思えますが、不安になる理由がありました。
- 検査薬がくっきりでて、生理予定日から1週間経っていれば胎嚢は確認できると思っていたから
- 最終生理開始日から数えると妊娠5週から6週にあたり、その時期なら胎嚢が見えるとネットで言われているから
- もともと生理が1週間以上遅れたり、無排卵であったりと、婦人科に通っていて、ちゃんと妊娠できる身体なのか自分が分かっていなかったから
- 左の排卵痛を常に感じていたから
たくさんのそう思わせてしまう理由が浮かんできてそうにしか思えなくなっていました。
突然の産科からの電話
初めての産科から三日後、来てほしくない電話がかかってきたのです。
助産師「検査の結果が出まして、早めの受診をしてください。」
電話があったということはなにか異常があったということなんだと確信しました。
私「電話してくれたということは、何か異常があったということですよね?」
本当のことを知りたくないけれど知らなければいけないんだと恐る恐る質問しました。
助産師さんははっきりとは言わなかったけれど、心配だから電話したんだと優しく話を聞いてくれました。
前倒しの明日突然受診と電話で予約しました。
仕事終わりの夕方、駅のホームで電車を待っている時、この電話を受け、茫然としました。
子宮外妊娠は下手したら手術になる可能性もあることを考えると不安になりました。
その10分後、再び電話がかかってきて、受診の件は予定通り一週間後でいいとの電話でした。
次の受診が一週間以上経ってしまうと思っていたようで、一週間後なら問題ないとのことでした。
少し、「なんだ~」と思いましたが、事態は変わっていません。
私の不安は一週間後まで持ち越したまま毎日を過ごすのでした。
ようやく一週間後の産科
もう一週間がこんなに長いと思ったことが人生で初めてというくらい長い一週間でした。
良くも悪くも今回の受診で分かる。もう良くない結果を聞く覚悟で行きました。
結果は、正常な妊娠の数値内よりも数値が低いことが心配であるとのことでした。
hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)という数値が妊娠の指標になるようですが、1500~3000 IU/Lの範囲と言われているようです。
私の場合、1334IU/Lだったため、低い場合はやはり子宮外妊娠や流産を考えるようです。
私の診察の電子カルテに子宮外妊娠疑いと書かれているため、もうそれを認めざる負えませんでした。
最後にエコーで診察となりました。
これで見えなかったら確定してしまうと現実を受け入れるときが来ました。
「・・・・・」
医師「あーありましたよ。胎嚢。」

もう自分の中では完全に期待をしていなかったので驚きました。
驚きとともに安堵しました。
ちゃんと子宮の中に赤ちゃんを作る袋ができていたのです。
ちょっと安心しました。
胎嚢が確認できて第一関門突破したという感じです。
それでもこの小さな袋に赤ちゃんができるのか、流産したりしないかと不安は残りました。
それとともに、ここで安心しきってはいけないという気持ちもありました。
次の関門は心拍の確認です。
また一週間後の診察となりました。
3回目の受診【妊娠6週】
前回よりも一週間経つのは早く感じました。
今回で胎嚢の中に赤ちゃんが確認できなかったらどうしようという不安はありましたが、頼む、確認できてくれ~という思いでした。
診察が始まってさっそくエコーで確認すると、小さい豆粒が胎嚢の中に入っていて、心拍を確認することができたのです。

ようやく一安心できました。
親や旦那からは大丈夫だと思ってたよと言われました。
自分のこととなるとそういわれても気が気ではないものですよね。
不安でいっぱいだったところからようやく安心してマタニティライフがスタートできそうです。
次回、初めての妊婦検診8週です。
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